このブログでは、
築古マンションでも
「いいマンション」は
多数存在することを
お伝えしています。
今日は、僕が訪問したエリアで
最も古いマンションの
見た目年齢を判定する企画
「分マン遺産探訪」の
第137回目をお伝えします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になったヨコちゃんこと
分譲マンションコレクター
の横山顕吾です。
またの名を
お金がなくても
資産家に導く
マンションオーナー
育成士!
です。
僕のミッションは、
独自ノウハウの
“HEnTainメソッド”で
資金0から40物件
HEnTainメソッドで
マンションオーナー
育成!
です。
本日は、毎日ブログ601日目です。
「分マン遺産探訪」の目的は、
マンションを買いたい人が
自分で調査できるようになり、
買った後で後悔しないように
なることです。
今回の分マン遺産探訪は
静岡県富士市です。

静岡県富士市の
最も古い分譲マンションを
訪問しました。
その分譲マンションは・・・
ハイラーク富士駅前
です。

ハイラーク富士駅前は
1981年10月築ですので、
築40年9カ月です。
ハイラーク富士駅前の
全体像です。

14階建て103戸の
マンションです。
まず、外壁の状況です。
バルコニー側の外壁です。


塗装仕上げです。
きれいです。
ひび割れなどありません。
廊下側の外壁です。

塗装仕上げです。
問題ありません。
側面の外壁です。

上層階が斜めになっています。
これは道路斜線制限に
かかっているからです。
道路斜線制限は、
前面道路が狭い場合
道路のすぐ横に
高い建物が建つと
圧迫感があります。
それを防いで空が見えるよう
建物の上の方を
斜めにする規制です。
繁華街には高いビルが
多く建っていますが
斜線の傾斜がきつい規制なので
高いビルでも垂直に建てられます。
側面の外壁に近づきます。

もう一方の側面です。

ひび割れや
コンクリートをつなぐ跡が
見えますが、問題ありません。
植栽です。



よく管理されてます。
マンション内に入ってみます。
廊下です。

Pタイル仕上げです。
きれいです。廊下から富士山が見えますが、訪問時には雲がかかってました(涙)

階段です。


階段はPタイルで
踊り場はビニルシートで
仕上げています。
問題ありません。
鉄部階段です。



しっかり塗装されていて、
サビが全く出ていません。
各種設備を見てみましょう。
まずエレベーター設備です。

エレベーターの中に
入ってみましょう。

交換されてます。
法定検査も問題ありません。

消防設備を見てみましょう
まず消火栓です。

扉を開けてみましょう。

消防ホースは2本中、
1本が交換されてます。
消防ホースは使うことは
ほとんどない上、
しかも2本同時は
さらにないので、
1本のみ交換は
経費削減策としては
ありかもしれません。

消化器も問題ありません。
給水設備を見てみましょう。
まず、受水槽です。


ステンレス製の受水槽です。
高品質で問題ありません。
自主防災倉庫がありました。


地震の可能性が高いと
言われているエリアですので、
防災意識の高さがわかります。
ということで・・・
実年齢 40歳
見た目年齢 26歳
です!
「建物が古い」という理由で、
「大丈夫なの」と思われる方が
多くいます。
築年数は関係なく、
「建物管理の状態が重要!」
ということをお伝えしています。
ただし、重要なのは
人間と同じで
見た目年齢より、
健康年齢です。
実際にマンションを買う時には
健康年齢を調査することが
重要です!
ちなみに、
健康年齢の調査法が
ブログタイトルの「3S分析」です。
なお、今まで訪問した
築古分譲マンションを
まとめたものはこちら・・・
ブログの内容等についての
お問い合わせは
不労所得を目指すのではなく、
自ら学んで、自ら賃貸経営を
したい方からの
お問合せお待ちしています!
では、また明日!
| 住所 | 〒730-0036 広島市中区袋町4-32-302 マップを見る |
|---|---|
| 営業時間 | 平日10:00〜18:00 |
Profile
ひろしま大家の会 会長
分譲マンションオーナーズ倶楽部 代表
一般財団法人日本不動産コミュニティー 中四国ブロック ブロック長
岡山市出身、広島市在住。自己資金40万円から不動産投資をスタートし、10年でファミリー向け分譲マンションを40物件取得。2018年にサラリーマンを卒業し、現在は専業大家として安定収益を得ながら、全国の分譲マンションに精通した「分マン」専門家として活動中。
大学卒業後の10年間は複数の業種を経験し、6社目で広島市の分譲マンション管理会社に就職し移住する。
2011年、東日本大震災の3日後に現地入りした際、分譲マンションの被害が極めて軽微であることを確認。「自分が住みたい」「自信を持って勧められる」住まいとしての価値を確信し、ファミリータイプ分譲マンションでの大家業を決意する。
2012年からは、自ら開発した独自手法「BMBメソッド」により、複数の金融機関から十分な融資を安定的に引き出しながら物件を取得。ワンルーム投資とは一線を画し、家族向け住宅に特化した長期安定型の資産形成モデルを構築している。
実体験に基づく堅実で再現性の高い投資ノウハウや物件選定、リスク管理の視点を、講座・コンサルティング・執筆を通じて発信。自身も「出世をあきらめたサラリーマン」だった経験から、人生を逆転させたい会社員に向けた、具体的なステップには定評がある。
2019年からは少人数制オンラインセミナーを開始し、すでに10物件以上の分譲マンションを保有する実践者を複数輩出。それを機に全国コミュニティ「分譲マンションオーナーズ倶楽部」を設立。2025年5月現在、21名の会員が在籍している。
分譲マンション投資は、土地所有に依存せず、不動産から安定収入を得ることができる現代的な資産形成の手段。地主でなくても始められる、新しい不動産投資スタイルとして、その価値と可能性を広げている。