
今の賃貸業界の
状況をお伝えするため
週刊全国賃貸住宅新聞の
一面の記事内容について
コメントします。
僕は、自分が良いと思えない
モノを売ることができず、
大卒から8年で
5回の転職、2回のリストラを
経験しました。
自分が「良いもの」だと
思えないものは提供できない
と分かったのです。
その経験から、僕自身が
良い家と思える
「自分が住みたい家」のみを
貸す大家になった
分譲マンションコレクター
のヨコちゃんこと横山顕吾です。
またの名を
お金がなくても
資産家に導く
ノウハウ伝道師!
です。
僕の賃貸経営のミッションは、
労働収入だけに
依存している
経営者をなくす!
です。
本日のブログでは、
大家業に興味のある方に
賃貸業界の新聞トピックを
お伝えします。
本日は、毎日ブログ578日目です。
今週の賃貸住宅新聞の
一面は、
円安で賃貸住宅の建材高
利回り下落で計画とん挫も
という記事でした。
全国賃貸住宅新聞の
サイトはこちら・・・
記事によると・・・
円安の影響で
賃貸住宅ビジネスにおいて
建築コスト上昇の影響が
出てきている。
一方、海外投資家などからは
物件取得意欲が
高まっている。
とのことでした。
建物を建てる時に使う
建築部材は輸入材を
使用する場合が多いです。
その建築部材が円安によって、
値上がりしています。
例えば、木材を1万ドル分、
購入する場合
1ドル110円であれば、
110万円で買えます。
しかし、今は1ドル130円です。
1万ドルは130万円で
20万円もアップします。
建築費が上がれば、
運用利回りが下落します。
例えば、11万ドル(1100万円)の物件が
13万ドル(1300万円)に値上がりします。
家賃は月額5万円(年60万円)で
円高だろうが円安だろうが
変わりません。
11万ドル(1100万円)で
年60万円の家賃収入の場合
利回りは60万÷1100万
=5.5%です。
これが円安で1300万円になると
60万÷1300万
=4.6%と0.9%下落します。
多くの場合、不動産投資では
融資を使います。
1100万円を2.0%、期間30年の場合
月々の返済は約4万円です。
したがって、家賃5万円なら
毎月1万円が手残りです。
しかし、1300万円を
同条件で借りると、
月々の返済は48000円となり
固定資産税や修繕費を払うと
30年間手残りがほとんどない
投資となってしまいます。
ということで、
当初計画していたアパートなどの
建築がとん挫していっています。
これは新築において起こる現象です。
中古住宅は、市場価値のみでの
取引となります。
したがって、
急激な円安の影響を
受けている現状では、
新築ではなく
中古での取引に
目を向けた方が安全です。
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営業時間 | 平日10:00〜18:00 |
Profile
ひろしま大家の会 会長
分譲マンションオーナーズ倶楽部 代表
一般財団法人日本不動産コミュニティー 中四国ブロック ブロック長
岡山市出身、広島市在住。自己資金40万円から不動産投資をスタートし、10年でファミリー向け分譲マンションを40物件取得。2018年にサラリーマンを卒業し、現在は専業大家として安定収益を得ながら、全国の分譲マンションに精通した「分マン」専門家として活動中。
大学卒業後の10年間は複数の業種を経験し、6社目で広島市の分譲マンション管理会社に就職し移住する。
2011年、東日本大震災の3日後に現地入りした際、分譲マンションの被害が極めて軽微であることを確認。「自分が住みたい」「自信を持って勧められる」住まいとしての価値を確信し、ファミリータイプ分譲マンションでの大家業を決意する。
2012年からは、自ら開発した独自手法「BMBメソッド」により、複数の金融機関から十分な融資を安定的に引き出しながら物件を取得。ワンルーム投資とは一線を画し、家族向け住宅に特化した長期安定型の資産形成モデルを構築している。
実体験に基づく堅実で再現性の高い投資ノウハウや物件選定、リスク管理の視点を、講座・コンサルティング・執筆を通じて発信。自身も「出世をあきらめたサラリーマン」だった経験から、人生を逆転させたい会社員に向けた、具体的なステップには定評がある。
2019年からは少人数制オンラインセミナーを開始し、すでに10物件以上の分譲マンションを保有する実践者を複数輩出。それを機に全国コミュニティ「分譲マンションオーナーズ倶楽部」を設立。2025年5月現在、21名の会員が在籍している。
分譲マンション投資は、土地所有に依存せず、不動産から安定収入を得ることができる現代的な資産形成の手段。地主でなくても始められる、新しい不動産投資スタイルとして、その価値と可能性を広げている。