不動産投資を学ぶvol.5(節税って不動産投資?) ~広島大家塾流の考え方

 不動産投資には、節税効果があると言われます。ワンルームマンション投資がその典型例です。不動産を所有すると固定資産税や管理費など、さまざまな経費がかかるため、計算上は赤字になることも珍しくありません。そして、この赤字分を他の黒字所得(会社員なら給与所得)と合算して損益通算することによって、結果的には所得税の還付が受けられるということで節税になるという話です。

確かに、給与収入等の他の黒字所得がある人にとっては、損益通算で節税になります。

しかし、不動産単体で見てみると、赤字の経営状態ということです。赤字ということは、きちんと経営できていないことになると思います。投資の継続性がないからです。次の不動産を得る(もっと節税する)ためには、また別のところで、あるいは今の収入の黒字を大きくする必要があります。不動産取得を黒字化するのでないなら、経営ではありません。しかも、赤字不動産をプラスに転換させる可能性は限りなく低いです。またプラスであっても、それを維持するには、繰り上げ返済を前提にしているシミュレーションも多くあります。

したがって広島大家塾流に考えると、節税対策のための不動産投資は投資ではないということになります。もちろん経営にもなっていません。

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