不動産投資を学ぶvol.17(住所と地番) ~広島大家塾流の考え方

私たちは、普段何気なく住所を使っていますが、登記をする際には地番を調べる必要があります。

その理由を記載したいと思います。

普段使っている住所は、実は地番より後でできた制度だからなんです。
もともとは「地番」のみの表記方法だったということです。

普段使っている住所は「住居表示」といいます。郵便物を送るの場合は、この「住居表示」を使います。
一方「地番」は、権利の範囲を表すために使われます。つまり、登記は地番登録になります。

では、なぜ普段は地番を使わず、住居表示で表すようになったのでしょうか? 登記するときには、なぜ地番を調べないといけないのでしょうか?

地番は、明治6年の地租改正のときから使われていますが、時が経つにつれ、大きな土地が分割されることが多くなりました。分割されると地番がどんどん細かく分かれて、不便なことになってしまったのです。

そこで「住居表示」という制度が昭和37年にでき、時計回りで数字が増えたり、道路などの地形で区切られた番号で表示されるようになり、分割されても柔軟に対応できるようになったのです。

ということで、普段は住居表示で表すのですが、権利関係を示す登記については、過去の制度を踏襲して地番で登録しているのです。

初めて物件を購入するときには、地番表示になじみがないと思いますが、そういった背景がわかっていると受け入れやすくなると思います。

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